先日のdex house partyの際に、八王子Shelterで長年DJをされてきたkomoriさんにお願いして、フォノイコライザーとカートリッジ一式をお持ちいただき、「おためしに」その日以来使わせていただいています。
フォノイコライザーはDJ MIXER付属のPHONO端子を使わずに、独立してレコードプレイヤーの信号をアンプリファイしてくれるマシンでして。原理的には、DJMIXERから切り離して信号を増幅しますのでノイズが混入する率も少なく、結果としてスピーカーまで伝達する情報量も多くなるようです。ageHaのDJブース等でも、UREIのDJ MIXERを使う際は、フォノイコ経由でライン入力しているとか。
さて、早速片っ端からレコード聴きまくってますが、鳴りの奥行きとレンジの違いには驚きました。いままでレコードまわりはOrtofon Night Club E→Technics Mark2→Ecler NUO5という流れだったんですが、これをGrado→フォノイコのPE50→Ecler NUO5にスイッチ。針の変化(Ortofon→Grado)も相当大きいと思うのですが、とにかくよく鳴る。(蛇足ですが、音が良くなると今まで気にならなかった盤のキズがやたら耳につきますね。。。もっと大事にしておけば、、、という盤は多いです)
リスニングの感想としては、クラシックのピアノ曲や、音数の多いフュージョンあたりで細かい粒が鮮やかに聞こえてくるんですが、まあ、このあたりはピュア・オーディオ愛好家の方もトライしそうなテスト音源なので、もっと泥臭いのも色々きいてました。やはりどれも良し、ですがDrumCodeあたりの新譜テクノを聴いたときの迫力にも驚かされました。
で、このセッティングでいろいろレコードを聴きなおして再発見をしつつ、フォノイコ&Grado針でトラック製作用にレコードのサンプリングをしてます。PCに取り込んで、録音されたサンプルの出音に更に驚いた。。。結果は今後のアウトプットで随所に出てくる……はずです。道具は使いこなしてこそ、ということで張り切っていきます。(r.o.d.)
最近のコメント